クーリエism クーリエのヒトとビジョンを伝える

業務の仕組み化をNo.1メディアで経験できる「東大院生が学ぶ成長企業での働き方」

2021年5月13日
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こんにちは。事業推進部に所属しているアルバイトのイノウエです。東京大学・大学院の博士課程で研究をしながら、クーリエではメディアプラットフォームの運用をサポートする形でビジネス経験を積んでいます。

今回は、私がアルバイト先としてクーリエを選んだポイントや、オペレーショナルエクセレンスの実現を目指している企業の中で、メンバーとしてどのようにオペレーションに関わり、進化させるための改善を日々行っている自身の業務を通じて得られた経験についてお話しします。

応募のきっかけは「自分でも使ってみたくなるサービス」だったから

私は現在、大学院で「自然の価値とは何か」といった根源的な問いを含む環境倫理の研究をしています。将来は研究者を目指している私ですが、アルバイト先として単純な作業の繰り返しが求められるような環境ではなく、将来に活かすことができるスキルを身に付けたり、ビジネス経験を積むことができるアルバイトを探していました。

学んだことをアウトプットすることの重要性も理解していたので、自分でもブログを開設し運用していました。そんな中でアルバイト先を探していたところ、メディアを事業として運営しているクーリエの「みんなの介護」の事業に携わることができる求人を見つけました。

自身のブログを運営していると、検索エンジン対策(SEO)を意識して記事づくりをしなければいけませんが、結果として公開した記事は機械的で内容の浅い記事になってしまい、思ったようにブログの運用ができなかった経験がありました。

インターネット上にはSEO対策のみを優先させ、コンテンツとして価値の低い情報が溢れていますが、「みんなの介護」を見てみると掲載記事が多いだけではなく、「賢人論。」など、表現の枠にとらわれない質の高いコンテンツを発信している点に非常に魅力を感じました。 また、純粋に老人ホーム検索サービスとして使いやすかったことや、メディア運用だけでなく業務改善にもかかわれる点が求人に記載されていたことも応募した理由です。

会社のビジョンが共有されているから日々の業務の価値を実感できる

アルバイトを探しているときに他社にも応募をしていて、いくつかの企業からは採用のお返事をいただいていました。その中でもクーリエに入社を決めたポイントは、「確かな価値を多くの人へ」という企業理念にとても共感したためです。

大学院では環境倫理を学んでいますが、「環境を破壊する人間が愚か」だと否定的な考えを持っているわけではなく、「人間はサステイナブルな社会を目指して環境問題を解決できる」と思っています。クーリエの理念から、「正しい情報があれば、人はより良い選択ができる」という、「人」に対する信頼ベースでサービス設計をしている印象を受けました。目先の利益だけにとらわれない会社のスタンスを知って、自分も仕事を通して貢献していきたいと思ったんです。

アルバイトとしての採用が決まり配属されたのは、業務設計やオペレーションを改善するための業務を行う事業推進部でした。具体的には「みんなの介護」や「みんなの介護求人」に掲載している介護施設の情報を拡充するためのオペレーションを行ったり、業務改善のため要件定義から設計、エンジニアの方と協力しながら実装までを担当しています。

入社時に人事の方や、直属の上長から改めてクーリエの企業理念や今のビジネスモデル、今後の事業展望に関する情報共有がありました。それもあって、「日々の業務が事業成長に繋がっている」とダイレクトに感じられ、モチベーション高く仕事をすることができています。

事業推進部の業務は、より確かで有益な情報をカスタマーやクライアントに共有していくために必要な仕事で、まさに理念の実現に貢献できるのです。

部署やポジションに関係なく常に事業を軸とした視点で取り組む

クーリエでは社員だけでなく、アルバイトに対しても1on1の機会を設けています。そこで自分のやりたいことや、業務の中で「ここはこうした方がさらに仕事がしやすくなるのでは」といった気づきを共有できます。私もその機会を有効活用し、自分の希望についても積極的に声を上げています。その結果、最近ではシステム改修の要件定義などにも携われるようになり、さらに効率よく円滑に業務を回せるような仕組みづくり・業務改善を進めています。そんなことをさせてもらえるアルバイトは他にはないのではないでしょうか。

要件定義では、エンジニアや他部署のメンバーと相談しながら作業を進める場面があります。その中でよく感じることは、クーリエには何かミスやトラブルが発生したときに、その失敗に固執するのではなく、発生した瞬間から「次にどう動くか」を考える文化が根付いていることです。事業を前進させていくプラスのエネルギーを間近で感じられたことも、クーリエに入社して良かった点の一つです。

また、どんなポジションの人であっても、あくまで事業を支える“パートナー”として協働する姿勢があります。常に同じ目線で物事を議論し高速でPDCAを回しているので、互いに良い刺激を与えながら仕事ができる環境です。

以前、シリコンバレーの名だたる企業がなぜあれほどまでに成長できたのかという話を聞いたことがあります。それはインハウスのエンジニアやデザイナーなどが企業理念を共有し、その実現に向かってともに歩みを進められる風土があるからだそうです。ITベンチャーであるクーリエにも似たものを感じています。

クーリエでの経験が「人生における選択肢」を広げる

クーリエの事業推進部での業務を通して、業務改善・効率化や介護・医療に関する知識や業務経験を得ることができました。その経験をさらに活かすため、現在は知人の研究者が所属しているウェアラブル端末に関する研究プロジェクトにも参加しています。

ウェアラブル端末は高齢者のヘルスチェックや、独居高齢者の見守りサービスとして活用が期待されています。これまで工学の領域に触れることはなく、自分の研究分野にのみ目を向けることが多かったのですが、クーリエでの仕事を通じて視野を広げることや、経験の有無を問わず果敢にチャレンジすることの大切さを改めて実感しています。

それだけでなく、システムとの連動や要件定義に日頃から触れているおかげで、IT企業での働き方や求められるスキルセット、ビジネスモデルなどを知ることができ、社会に対する理解も深まりました。今後、教育機関で学生を導く立場になったとき、教鞭を執るだけでは指導者として十分ではないと思っています。例えば就活に悩む学生の相談に対して、クーリエで得た知識や経験をもとに多様な選択肢を提示することもできるでしょう。長期的な視点で「今の自分に必要なことは何なのか」を考えられるようになりました。

アルバイトと両立しながら研究者を目指して日々精進していますが、博士課程修了後も何らかの形でクーリエのビジネスに関わっていけたらいいなと思っています。

(※写真撮影時のみマスクを外しております。)

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