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部署を横断してブランドを育てる編集者の3つの仕事

2020年11月11日
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「みんなの介護」編集部のナカザワです。Webメディアの編集といえば、取材して記事をつくって…というイメージが強いかもしれませんが、クーリエの編集者の仕事はそれに留まりません。

事業会社における「インハウスエディター」として、ブランディング・マーケティングに寄与するあらゆるコンテンツ制作に携わっています。

今回は、多岐にわたるクーリエの編集者の仕事を3つに分けて紹介します。

連載コンテンツの企画から拡散までを担う

業界No.1メディアの「みんなの介護」では、外部のバナー広告やタイアップ広告を取り入れず、中立的なメディア姿勢を貫いています。

社名の“クーリエ”には、「重要書類を運搬する特使」という意味があります。クーリエの編集者は、まさに「価値ある情報を正しく運び届ける」役目を担っている存在です。

連載コンテンツには、例えば「賢人論。」という特別インタビュー企画があります。これまで『イシューからはじめよ』『シン・ニホン』などの著者である安宅和人氏、元Google日本法人の元代表村上憲郎氏、羽生善治氏、養老孟司氏、石黒浩氏といった錚々たる“論客”にご登場いただき、介護や社会保障の課題に切り込んできました。

活字だけの表現にこだわらず、マンガや動画、インフォグラフィックスを用いたコンテンツを発信し続け、読者の「知りたい!」というニーズに応えていています。

さらに、YouTubeチャンネル運営やときにはプレスリリース作成なども通じ、ただコンテンツを作成するだけではなく、「拡散」までのすべてに能動的に携わっています。

Webディレクターとしてサービスをグロースさせる

連載コンテンツだけではなく、SEO対策を目的としたコンテンツの増強もクーリエの編集者の大切な仕事です。

キーワード設計や記事制作はもちろんのこと、内部設計まで踏み込んでいきます。内部設計とは、サイトの表には出ないmeta情報やタグなどの設定のことです。

もはや「編集者とは…?」といった感じすらするWebディレクター的な役割ですが、「価値ある情報を届けるためにできることはすべてやりきる」というのがクーリエの編集者に求められるスタンスです。

「みんなの介護」は老人ホーム検索サービスを提供していますから、膨大な介護施設の情報ページも存在しています。そこに盛り込む情報の拡充も仕事の一つ。

強い問題意識を持って、「コンテンツやサービスを磨き込むためにできることはなにか」を常に追求していく必要があります。

これらの業務は関係部署を巻き込んで取り組んでいきます。データ分析と施策の検証はマーケティング部と連携する必要があり、内部設計やサイト改善は開発部と一緒に進めていくことになります。

会社と社会を情報でつなぐ

「インハウスエディター」の役割はさまざまですが、一言で言えば「編集力によって会社と社会を情報でつなぐ」ということになるでしょう。

社会情勢や企業成長の中で、やるべきことは日々変化していきます。

例えば、営業部門から媒体資料改善の相談があったら、即座にそれに対応していくことになります。

どういうツールなら営業活動に使いやすいのかを担当者からヒアリング。不足している情報を洗い出し、補えるものを収集。旬のトピックも加えて情報整理し、最適な表現に編み上げていく。

「『わかりやすさ』を高めるためには、デザイナーとの意思疎通も欠かせません」と話すのは、編集部のスズキさん。

こうして生み出された新たな媒体資料は、営業部門から「使いやすく説得力が増した」と高評価。クライアントからの評判もよく、数字的な成果にも結びついています。

この記事を掲載している採用オウンドメディア「クーリエism」自体も編集部の仕事。経営者や人事と密にコミュニケーションを図りながら、採用やブランディングにつながるコンテンツづくりに励んでいます。

これらの仕事は決して編集部だけで完結するものではなく、社内外の多くの方々の協力あってのものです。インハウスだからこそできる他部署と並走しながらのモノづくり・コトづくりで、これからも価値ある情報の発信に努めていきます。

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